マザーズ先物見通し:狭いレンジの動きか、買い手掛かり乏しく
配信元:フィスコ
投稿:2019/11/13 08:20
本日のマザーズ先物は、買いの手掛かり材料に乏しいなか、狭いレンジでの動きとなりそうだ。前日の米国市場では、NYダウが横ばい、ナスダック総合指数は反発し過去最高値を更新した。トランプ大統領は講演で中国との貿易交渉について「第1段階の合意は署名が間近だ」と強調する一方、「合意できなければ関税を大幅に引き上げる」などと述べた。また具体的な首脳会談の日時や場所には言及せず、先行きへの警戒感から為替相場が1ドル=108円台後半へと円高に傾いており、東京市場ではセンチメントの悪化につながる可能性がある。マザーズ指数の出遅れ修正に期待する向きは依然としてあるものの、前日は反落し、戻りが鈍くなりつつある。マザーズ指数の先高期待による先物買いはなお広がりづらいとみられる。上値のメドは860.0pt、下値のメドは845.0ptとする。
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