KLab、今期経常を42%下方修正

配信元:株探
投稿:2019/11/07 15:00
 KLab <3656> が11月7日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比61.8%減の15.6億円に大きく落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の27.5億円→16億円(前期は49.9億円)に41.8%下方修正し、減益率が45.0%減→68.0%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.4億円→3.9億円(前年同期は24億円)に74.4%減額し、減益率が35.7%減→83.5%減に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比76.0%減の3.6億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の15.6%→5.4%に急低下した。

 ※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2019年度はレンジ形式による通期業績予想開示を採用しておりますが、通期業績予想数値を一本値で開示できると判断したため、売上高及び各段階利益を一本値に改めております。修正後の売上高及び各段階利益は、2019年8月8日に開示しております「2019年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」に掲載の業績予想数値のレンジの範囲内に収まる見込みです。業績予想修正の考え方は以下のとおりです。売上高・第4四半期は今期最も大きく、かつ、四半期過去最高売上を目指す・各タイトルの売上ライフサイクルを勘案し設定・「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(スクスタ)」の売上は、当社想定どおりの推移・既存タイトルは、各種施策や大型イベント等が重なった第3四半期までの反動で減衰を想定も、「スクスタ」が3ヶ月分の売上寄与費用・「スクスタ」のリリースに伴う運営費(労務費、外注/業務委託費、減価償却費等)の増加、及び他勘定振替(ソフトウエア資産計上)の減少・第4四半期の広告宣伝費は、「スクスタ」の初期プロモーション費の計上等により一時的に大幅増加・ゲーム開発や運営にかかる外注/業務委託費の増加利益・第4四半期の営業利益は、一時的な広告宣伝費の増加等により前四半期比で減少するも、EBITDAは増加なお、2019年12月期 第3四半期の業績及び財務状況につきましては、本日2019年11月7日に別途開示しております「2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」をご参照ください。※ 上記の通期業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって異なる可能性があります。
配信元: 株探

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