味の素が下げ幅を拡大、豚コレラ拡大で動物栄養悪化し20年3月期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/06 14:32
味の素が下げ幅を拡大、豚コレラ拡大で動物栄養悪化し20年3月期業績予想を下方修正  味の素<2802.T>が後場終盤になって下げ幅を拡大している。午後2時ごろ、20年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆1710億円から1兆1385億円(前期比1.0%増)へ、営業利益を970億円から880億円(同5.0%減)へ、純利益を500億円から180億円(同39.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 アフリカ豚コレラの世界的な拡大により、動物栄養事業で需要の減少や販売単価の下落に伴う収益性の悪化が起こったことに加えて、海外調味料・加工食品事業で、持ち分法を適用しているPH社の商標権にかかる減損損失を計上したことや、ベトナムでの流通在庫影響による減収などが響いたとしている。

 なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高5387億1700万円(前年同期比1.4%減)、営業利益480億6000万円(同7.8%増)、純利益70億8800万円(同72.8%減)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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