18日のドル・円相場は、東京市場では108円69銭から108円52銭まで下落。欧米市場でドルは108円72銭まで買われた後に108円39銭まで反落し、108円42銭で取引を終えた。
本日21日のドル・円は108円台で推移する見通し。欧州連合(EU)からの英国の離脱を巡る情勢は流動的であり、目先的にリスク選好的な円売りはやや抑制される可能性がある。
報道によると欧州連合(EU)のトゥスク大統領は10月19日、英国のジョンソン首相からEU離脱の延期申請を受け取ったことを明らかにした。EU側の対応についての協議がすみやかに開始されることになるが、トゥスク大統領宛の書簡にはジョンソン首相の署名はなかったようだ。また、報道によると、ジョンソン首相は、離脱延期は望んでいないとの意向を記した別の書簡をトゥスク大統領宛に送付している。
英議会下院は19日、ジョンソン首相がEUと合意した新たな離脱案の採決を先送りすることを賛成多数で決定しているが、報道によると、英政府は20日、合意なきEU離脱で想定される最悪の結果に関係省庁が備える危機管理計画を始動させており、英国はEUからの合意なき離脱を選択する可能性は残されている。
<CS>
本日21日のドル・円は108円台で推移する見通し。欧州連合(EU)からの英国の離脱を巡る情勢は流動的であり、目先的にリスク選好的な円売りはやや抑制される可能性がある。
報道によると欧州連合(EU)のトゥスク大統領は10月19日、英国のジョンソン首相からEU離脱の延期申請を受け取ったことを明らかにした。EU側の対応についての協議がすみやかに開始されることになるが、トゥスク大統領宛の書簡にはジョンソン首相の署名はなかったようだ。また、報道によると、ジョンソン首相は、離脱延期は望んでいないとの意向を記した別の書簡をトゥスク大統領宛に送付している。
英議会下院は19日、ジョンソン首相がEUと合意した新たな離脱案の採決を先送りすることを賛成多数で決定しているが、報道によると、英政府は20日、合意なきEU離脱で想定される最悪の結果に関係省庁が備える危機管理計画を始動させており、英国はEUからの合意なき離脱を選択する可能性は残されている。
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