日経平均いったん調整局面か

著者:西村剛
投稿:2019/10/17 17:50

一辺倒に強気の相場にはなりにくい

17日の日経平均株価は小幅下落しました。日経平均株価は前日比0.09%マイナスの22451円86銭、マザーズ指数は前日比0.07%プラスの837.32ポイントとなりました。米中通商協議の部分合意を織り込み米国株が小幅下落したことを受け日経平均株価も小幅下落しました。

16日に年初来高値を更新した日経平均株価ですが、17日には米中通商協議の部分合意を織り込み次の材料待ちとなっています。下落幅が小幅なためまだ上昇トレンド入りの可能性もありますが、一辺倒に強気の相場にはなりにくいのではないかと考えます。日経平均株価のRSI(9日)は67.4%とやや過熱感があり、いったん調整してもおかしくはありません。ここからは本格化する企業の中間決算発表に注目が集まりそうです。日経平均株価は次の高値更新のタイミングがポイントでしょう。18日の日経平均株価は小幅安と予想します。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想