ビックカメラが大幅反発、19年8月期業績は計画下振れ着地も悪材料出尽くし感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/10/08 11:26
ビックカメラが大幅反発、19年8月期業績は計画下振れ着地も悪材料出尽くし感  ビックカメラ<3048.T>が大幅反発している。7日の取引終了後、集計中の19年8月期連結業績について、売上高が8950億円から8940億円(前の期比5.9%増)へ、営業利益が288億円から229億円(同15.4%減)へ、純利益が178億円から140億円(同18.2%減)へ下振れて着地したようだと発表したが、5日付の日本経済新聞で「2019年8月期の連結営業利益は前の期比15%減の230億円程度だったようだ」と既に報じられていたことから、悪材料出尽くしとの見方が強まったようだ。

 業績下振れは、長梅雨により季節商品の販売が伸び悩んだほか、インバウンドや消費増税に伴う駆け込みが想定を下回ったことに加えて、パソコンや理美容商品など一部の商品カテゴリーで売上総利益率が低下したことが要因という。また、ECの拡大などで物流費が増加したことも利益を圧迫したとしている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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