【売り】みずほフィナンシャルグループ(8411)過熱感が強い=フェアトレード西村剛

著者:西村剛
投稿:2019/09/20 07:12

■注目銘柄:【売り】みずほフィナンシャルグループ(8411)

■注目理由
7月31日に第一四半期決算を発表。経費削減などにより、増収増益を達成。経常利益の進捗率も約35%となっている。直近の同社株は軟調な展開が続いており、8月26日には年初来安値を更新したが、8月30日に反発。直近は米国の利下げ観測などから、堅調に推移しているが、短期的な上昇で過熱感が強くなっており、一旦様子見をしたいと考える。

■テクニカル分析
9月19日は前日比+0.24%の168.5円で引けた。高値圏で調整が続いているが、RSI(9日)が93.7%と過熱感が強くなっており、下落に注意する必要があるだろう。

■事業概要
みずほグループの持株会社。傘下に銀行、証券、信託等を持つ。時価総額約4兆円。PER約9倍、PBR約0.5倍。

■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第一四半期決算では、経常収益9888億2500万円(前年同期比+3.2%)、経常利益2198億4900万円(同+5.1%)、純利益1624億3800万円(同-83.3%)となっている。

西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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