外為サマリー:1ドル108円20銭前後で推移、日経平均の切り返しが下支え

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/09/17 10:14
外為サマリー:1ドル108円20銭前後で推移、日経平均の切り返しが下支え  17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円20銭前後と前週末13日の午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安となっている。

 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=108円12銭前後と前週末に比べて3銭程度のドル高・円安で取引を終えた。週末にサウジアラビアの石油施設が攻撃されたことを受けてリスク回避的なドル売り・円買いが優勢となる場面もあったが、ドル売り一巡後は持ち直す動きとなった。

 この流れを引き継ぎ、東京市場に移ってからも底堅い展開となっている。日経平均株価が反落して始まったことから一時108円02銭まで押されたものの、日経平均株価が切り返すとドル買い・円売りが流入した。ただ、中東情勢の先行き不透明感に加え、17~18日にかけて開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとのムードもあり、積極的に上値を追う勢いには乏しい。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1008ドル前後と同0.0080ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=119円10銭前後と同60銭強のユーロ安・円高となっている。


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