外為サマリー:1ドル105円10銭台で推移、一時ドル安・円高が加速する場面も

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/08/26 10:26
外為サマリー:1ドル105円10銭台で推移、一時ドル安・円高が加速する場面も  26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=105円12銭前後と前週末の午後5時時点に比べ1円50銭強のドル安・円高となっている。

 23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円39銭前後と前日に比べ1円10銭弱のドル安・円高で取引を終えた。中国政府がこの日、米国が9月から発動する対中制裁関税への報復措置として、米国製品に追加関税を課すと発表。これに対してトランプ米大統領が対抗措置を示唆し、米中貿易摩擦が激化するとの懸念が改めて意識された。

 米中対立の長期化を警戒したリスク回避のドル売り・円買いは続き、この日の早朝取引では前週末のNY市場の安値105円26銭を割り込み、一時104円46銭まで軟化する場面があった。ただ、この水準ではドルの値ごろ感が意識され、売り一巡後はやや下げ渋る動き。日経平均株価が2万円台を維持していることから株安を嫌気した売りは限定的となっており、午前9時20分以降は105円10銭台でもみ合う展開となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1143ドル前後と同0.0070ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=117円13銭前後と同90銭強のユーロ安・円高で推移している。


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