【買い】資生堂(4911)再度上昇トレンド入りか！？=フェアトレード西村剛

■注目銘柄：【買い】資生堂(4911)

■注目理由
8月8日に第2四半期決算を発表。マーケティング費用の増加などで減益となっているが、中国市場などで高付加価値品の店頭販売が好調。契約基準の変更などによって今期予想を下方修正したものの、業績は底堅く再度上昇トレンド入りの可能性も高いと考える。

■テクニカル分析
8月6日の安値6900円で反発。決算発表後には窓を開けて上昇し、その後も堅調に推移している。RSI(9日)が69%とやや過熱感はあるが、同社株は直近5日移動平均線上で推移しており、もうしばらく堅調な展開が継続すると判断した。

■事業概要
化粧品大手。時価総額約3兆2000億円。PER約38倍、PBR約6.5倍。

■足もとの業績
直近発表の2019年12月期第2四半期決算では、売上高5646億47百万円(前年同期比+6%)、営業利益689億80百万円(同-3%)、純利益524億52百万円(同+10%)となっている。

■システムトレード分析
システムトレードの検証では、同社株の8月3週の勝率が82.4%（14勝3敗）となっており、8月3週は株価が上がりやすい傾向が見られる。8月3週の投資銘柄として注目しておきたい。