エヌビディアが決算好感し上昇 データセンター需要も回復傾向示す=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/08/16 23:37
 エヌビディアが上昇。5-7月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。3四半期連続の減収となったものの、ケームPC用の画像処理半導体(GPU)が底堅かったほか、データセンターからの需要も回復傾向を示しており懸念を和らげている。

 8-10月期の売上高見通しは予想よりもやや弱く減収が見込まれているものの、アナリストからは粗利益率の予想以上の上昇が相殺するとの指摘も出ていた。

 フアンCEOは声明で、「ゲーム用GPUやAI用プロセッサーの受注鈍化は、顧客が在庫整理を進める中での一時的なもの」と述べた。

(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.24ドル(予想:1.14ドル)
・売上高:25.8億ドル(予想:25.4億ドル)
・粗利益率(調整後):60.1%(予想:59.5%)

(8-10月・第3四半期見通し)
・売上高:29億ドル±2%(予想:29.8億ドル)

(NY時間10:35)
エヌビディア 158.52(+9.75 +6.55%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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