続伸、米国は対中関税の発動を一部延期へ=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/08/14 05:28
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=57.10(+2.17 +3.95%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が2.17~2.25ドル高。その他の限月は1.48~2.37ドル高。

 米国は中国からの輸入品に賦課する10%の輸入関税について、一部の関税発動を12月15日まで延期すると発表したほか、米国が対中関税の強化や中国を為替操作国に認定してから初めてとなる協議を行ったことで、米中貿易摩擦の悪化懸念が後退した。トランプ米大統領は中国との電話協議について非常に生産的だったとの認識を示している。

 時間外取引で9月限は小動きだったが、通常取引開始を控えて54.21ドルまで軟化する場面があった。ただ、通常取引開始後は一気に買いが強まり、57.47ドルまで上値を伸ばした。

minkabu PRESS編集部 

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