【買い】6551:ツナググループ・ホールディングス

著者:伊東聡
投稿:2019/08/02 18:01

国策により注目度が高まる。

同社は、外国人留学生の派遣などに焦点を当てた入管法関連銘柄であることが注目点となる。

同社のベトナム子会社株式会社asegonia(アセゴニア)が運営するベトナム語サイト「Link-Line」は国内最大ベトナム人求人サイトに成長しており、登録者2万人、国内の利用社数も250社超に拡大している。

日本の非正規雇用割合は40%を超え、今後さらに増加していくことは間違いないと考えられ、今後は同社の様にアジアに人材を持つ留学生などのマッチングは国策の柱となるだろう。

ツナグ・グループの連結子会社asegoniaは、6月に在留資格「特定技能」の外国人雇用における「登録支援機関」として法務省の外局である出入国在留管理庁長官の登録認定を受領した。

今後、既存の事業に加え、新たに認可された在留資格である特定技能14業種の各分野(外食業、宿泊産業等)への人材採用支援を積極的に行っていくとしている。

同社は国内の人手不足を補うべく海外の人材を育て、また国内においてはマッチングサービスや、一日単位のショットワークサービスという副業を支援する取り組みもしており、採用市場におけるインフラとなることを掲げ、働き方の変革が進んでいく時代において有力な企業であると考える。

株価は600円台でのもみ合いが続いているが今後の動意付き局面においては上に跳ねる力をため込んでいると考えこの辺りでのエントリーは良いタイミングであると考える。
伊東聡
株式会社G&Dアドヴァイザーズ 投資顧問部部長
配信元: 達人の予想

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