3Dマトリックスが反発、BNCTに用いる新規ホウ素薬剤に関し岡山大学が特許登録

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/07/29 09:11
 スリー・ディー・マトリックス<7777.T>が反発している。前週末26日の取引終了後、同社の自己組織化ペプチドと臨床使用実績のあるホウ素薬剤(BSH)からなる新規ホウ素薬剤について、岡山大学保有の国内特許が登録されたと発表しており、これが好感されている。

 同特許は、岡山大学の基本特許について、同社の自己組織化ペプチド技術をドラッグ・デリバリー・システムとして活用したホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に関する特許。また、岡山大学発ベンチャーである粒子線医療研究所との間では、BNCTの海外での実用化にかかる相互支援の覚書を締結しているという。なお、新規ホウ素薬剤を用いた日本国内でのBNCTの臨床開発は、岡山大学中性子医療研究センターが主導し、3DマトリックスはBNCTの開発加速への協力を通じて、世界展開に寄与するとしている。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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