ＴＯＰＩＸ浮動株比率見直しでルネサスなどに注目 ３０日引けに需要◇

　ＳＭＢＣ日興証券は、５日に東京証券取引所が公表したＴＯＰＩＸ浮動株比率の定期見直しでルネサスエレクトロニクス<6723.T>などに買い需要が発生すると予想した。１０～１２月期本決算企業に対する今回の浮動株の見直しでＴＯＰＩＸへの適用は今月３１日が予定されており、３０日の引けでポートフォリオのリバランスが必要となる。同証券の調べによれば、時価総額が１０００億円以上の銘柄で平均売買代金に対して３日分以上のインパクトが予想されるのは買いではルネサスとミルボン<4919.T>の２銘柄。特にルネサスには平均売買代金の約８．８倍の買いインパクトが予想されている。売りインパクトが大きいのはシマノ<7309.T>や協和キリン<4151.T>、電通<4324.T>などで、シマノには、約４．４倍の売りインパクトが見込まれている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS