ホッカンHDが反落、飲料缶カルテル問題に伴う持ち分法投資利益減で20年3月期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/07/03 10:17
 ホッカンホールディングス<5902.T>が反落している。2日の取引終了後、20年3月期連結業績予想について、最終利益を45億円から26億3400万円(前期比2.3倍)に下方修正したことが嫌気されている。

 子会社の北海製缶及び持ち分法適用関連会社のユニバーサル製缶が、飲料用空缶取引に関して、価格カルテルを結んだとして、公正取引委員会から課徴金納付命令書(案)に関する意見聴取通知書を受け取ったと発表。これに伴い、北海製缶が19年3月期決算に計上した独占禁止法関連損失引当金35億5700万円と課徴金33億5200万円との差額2億400万円を独占禁止法関連損失引当金戻入額として特別利益に計上する一方、持ち分法投資利益が20億7000万円減少することが要因としている。

 なお、売上高1360億円(前期比5.6%増)、営業利益70億円(同13.1%増)は従来見通しを据え置いている。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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