【6月14日予想】21000円割れ後の急落に注意

著者:西村剛
投稿:2019/06/13 21:31

来週は20300円の下値更新リスクあり

21000円割れ後の急落に注意する局面です。

13日の日本株市場は小幅下落しました。日経平均株価は前日比0.46%マイナスの21032円00銭、マザーズ指数は前日比0.86%マイナスの894.20ポイントとなりました。前夜の米国ダウ指数が下落したことや香港の大規模デモが嫌気され中国株が伸び悩むなか、日本株も続落となりました。

日経平均株価が21000円割れを目前に控えてきました。21000円近辺は5日移動平均線や25日移動平均線など主要なテクニカル指標が集まる水準であり、この水準を下回ってくれば下落トレンド入りと考える投資家の投売りが出るリスクがあります。前回21000円割れがあった5月末の場合、21000円を割れてから20300円近辺まで一気に急落しています。今回も同様のケースになる可能性がありますので十分に注意したほうがよい局面でしょう。楽観視は禁物です。14日の日経平均株価は大幅安と予想します。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想