【買い】日本通信(9424)低位株相場で動意期待、材料性にも投資家の関心が向かいやすい◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2019/05/23 08:25

低位株相場で動意期待、材料性にも投資家の関心が向かいやすい

業種:情報・通信
時価総額:174.86億円
PER: 0.00倍
PBR:27.68倍

 主力のMVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)サービスだけでなく、現在は新たに決済絡みのフィンテック事業に乗り出しGMOペイメントゲートウェイと協業。これまでに通信・小売の大手企業だけでなく、米企業、大興電子・U-NEXT、非上場のサイバートラストといった企業とも提携し、IoT社会における新事業を模索する動きも。

 業績面は赤字続きだが、前期は赤字を大幅に縮小させての着地となった。今期計画は未定ながら、新たに特許を取得した「FPoS(Fintech Platform over SIM)」の商用化に向けた事業体制の整備と実証実験等に集中的に取り組む中で、3~5年かけて時価総額5,000億円の事業規模へと成長させていくことを計画している。

 株価は先日、米国における5G(CBRS:周波数免許不要の市民ブロードバンド無線サービス)の商用基地局認可を取得し、急動意する場面がみられた。これに関しては今後2年間という期限付きでサービスを行った上で、政府の最終承認が下りれば本格的に商用サービスを始められるというもの。発行済み株式数が非常に多く戻り売りで上値も重くなりがちである一方、動意材料も豊富で話題性に事欠かない為、いつ大商いで急騰してもおかしくない銘柄と言える。

12:05追記 本日上昇の低位株の一つ。8%以上の上昇をみせている。直近高値まであと1円に迫っており、後場上抜けに期待。
配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
198.0
(04/25)
0.0
(---)