20日の株式相場見通し=前週末のNYダウ平均株価下落を受け売り優勢
20日の東京株式市場は、米中貿易摩擦の不透明感が高まり前週末の米株式市場でNYダウ平均株価が下落したことを嫌気して売り優勢のスタートとなりそうだ。20日早朝の東京株式市場では、1ドル=110円10銭台での推移となっている。
17日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比98.68ドル安の2万5764.00ドルと4日ぶりに反落した。中国外務省は20カ国・地域(G20)首脳会議での米中首脳会談の開催に慎重な姿勢を示したことを受け、キャタピラーやスリーエムなど中国向け売上比率が高い銘柄が軟調。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力IT関連株も値を下げた。業績の赤字転落を発表した中国のネット検索大手、バイドゥが急落した。半面、通信関連のベライゾン・コミュニケーションズやシスコシステムズが高く、半導体製造装置のアプライド・マテリアルズやナイキが値を上げた。ナスダック総合株価指数は、同81.761ポイント安の7816.285と4日ぶりに反落した。
日程面では、3月の第3次産業活動指数に注目。海外では、米4月のCB景気先行総合指数、EU財務相理事会が焦点となる。(冨田康夫)
出所:minkabuPRESS
17日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比98.68ドル安の2万5764.00ドルと4日ぶりに反落した。中国外務省は20カ国・地域(G20)首脳会議での米中首脳会談の開催に慎重な姿勢を示したことを受け、キャタピラーやスリーエムなど中国向け売上比率が高い銘柄が軟調。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力IT関連株も値を下げた。業績の赤字転落を発表した中国のネット検索大手、バイドゥが急落した。半面、通信関連のベライゾン・コミュニケーションズやシスコシステムズが高く、半導体製造装置のアプライド・マテリアルズやナイキが値を上げた。ナスダック総合株価指数は、同81.761ポイント安の7816.285と4日ぶりに反落した。
日程面では、3月の第3次産業活動指数に注目。海外では、米4月のCB景気先行総合指数、EU財務相理事会が焦点となる。(冨田康夫)
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