木徳神糧---1Q主力の米穀事業が消費減少により、売上高は微減

配信元:フィスコ
投稿:2019/05/15 11:42
木徳神糧<2700>は14日、2019年12月期第1四半期(19年1-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.1%減の291.01億円、営業利益が同38.1%減の1.89億円、経常利益が同38.2%減の1.86億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同40.2%減の1.14億円となった。

売上高については、主力の米穀事業において、国産米の取引価格が高い水準で推移するなか拡販に努めたが、少子高齢化や食の多様化、糖質制限等による米の消費減少が継続し、前年同期と比較して外国産米の販売が減少したこと、玄米販売が低調だったこと等から減収となった。

損益面では、米穀事業において業務用向けの低価格米の調達難が継続しているなか、コスト削減に取組んだものの、価格競争によって利益率が低下し、減益となった。

2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.1%減の1,120.00億円、営業利益が同12.8%減の7.00億円、経常利益が同15.4%減の7.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同62.5%増の4.60億円とする期初計画を据え置いている。

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配信元: フィスコ

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