ＦＣＨＤが１９年６月期業績及び配当予想を上方修正、１株から１．１株への株式分割も発表

　ＦＣホールディングス<6542.T>がこの日の取引終了後、１９年６月期の連結業績予想について、売上高を７０億円から７３億５０００万円（前期比９．６％増）へ、営業利益を５億５０００万円から７億５０００万円（同０．６％増）へ、最終利益を３億円から４億円（同２１．６％減）へ上方修正した。

　同社グループが得意とする交通マネジメント分野や老朽対策分野、鉄道関連分野などの業務受注が堅調に推移したことが要因という。なお、同時に発表した第３四半期累計（１８年７月～１９年３月）決算は、売上高２７億５３００万円（前年同期比１．２％減）、営業損益３５００万円の赤字（前年同期１６００万円の赤字）、最終損益５１００万円の赤字（同４５００万円の赤字）だった。

　また、業績予想の修正に伴い、従来２０円を予定していた期末一括配当を２７円に引き上げるとあわせて発表した。前期実績に対しては２円の増配になる予定だ。

　さらに、６月３０日を基準日として１株を１．１株に株式分割するとした。投資単位当たりの金額を引き下げることでより投資しやすい環境を整え、流動性の向上及び投資家層の更なる拡大を図ることを目的としている。

出所：minkabuPRESS