ＣＶＳヘルスが上昇 決算が予想を上回る＝米国株個別

　ＣＶＳヘルスが商いを伴って上昇。１－３月期決算を発表しており、既存店売上高が予想を上回ったほか、１株利益、売上高も予想以上だった。ただし、売上高は薬局サービス部門の価格圧力や、小売/長期ケア部門の払い戻し圧力、そして、ジェネリック医薬品の比率上昇で一部相殺されたとしている。

　同社は２月にコスト上昇や高齢者施設部門の不振が業績に影響すると警戒感を示していたが、第１四半期の一部事業の業績に関しては、買収したエトナによって支援されている。

（１－３月・第１四半期）
・既存店売上高：3.8％増（予想：2.6％増）
・1株利益（調整後）：1.62ドル（予想:1.51ドル）
・売上高：616.5億ドル（予想：602.4億ドル）

（４－６月・第２四半期見通し）
・1株利益（調整後）：1.68～1.72ドル（予想：1.68ドル）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：6.75～6.90ドル（従来：6.68～6.88ドル）（予想：6.78ドル）
・売上高：2512.3～2543.8億ドル（従来：2498.6～2542.9億ドル）
・FCF：98～103億ドル

（NY時間10:58）
ＣＶＳヘルス　57.28（+2.90　+5.33%）

minkabu PRESS編集部　野沢卓美