京セラが続伸、20年3月期は48%営業増益で20円増配を見込む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/04/26 11:18
京セラが続伸、20年3月期は48%営業増益で20円増配を見込む  京セラ<6971.T>が続伸している。25日取引終了後に発表した20年3月期の連結業績予想で、売上高1兆7000億円(前期比4.7%増)、営業利益1400億円(同47.6%増)、純利益1250億円(同21.1%増)と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比20円増の160円を予定していることが好感されている。

 スマートフォン市場向け部品は伸び悩みが予想される一方、5Gの商用開始に向けた基地局など通信インフラ市場の立ち上りが見込まれるほか、自動車関連市場で引き続きADAS関連が需要の伸びを牽引すると予想。償却費の増加や先行投資の増加などはあるものの、前期までに構造改革を実施したソーラーエネルギー事業や有機材料事業の採算改善や、人工知能(AI)などを活用した生産性倍増プロジェクトを加速させることで大幅増益を見込む。

 なお、19年3月期決算は、売上高1兆6237億1000万円(前の期比3.0%増)、営業利益948億2300万円(同4.5%増)、純利益1032億1000万円(同30.4%増)だった。

出所:minkabuPRESS
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