反落、米原油在庫の増加で利益確定の売りが優勢に=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/04/25 05:26
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=65.89(-0.41 -0.62%)

 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.41~0.35ドル安。その他の限月は0.29ドル安~0.02ドル高。

 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が増加したことが利益確定の売りを誘った。輸入量の増加が背景。製油所稼働率は90.1%まで上昇し、低水準の原油消費量が上向く兆候はあるが、米原油生産量が日量1220万バレルと過去最高水準で推移していることもあって、取り崩しにはつながらなかった。

 時間外取引でニューヨーク原油6月限は軟調に推移。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が増加したことが重しとなった。通常取引序盤にかけては買い戻しが優勢となり、66.43ドルまでプラス転換したものの買いは続かず。売りに傾くと65.66ドルまで下落した。

minkabu PRESS編集部 

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