上値重い、5日線下降リスクに留意

配信元:フィスコ
投稿:2019/04/22 08:04
[本日の想定レンジ]

19日の米国市場は休場。日経225先物の大阪夜間取引は日中取引比10円安の22190。本日の日経平均は上値が重そうだ。先週末19日はローソク足が2日連続でザラ場高値が切り下がり、上値での売り圧力の強さを窺わせた。25日線が上向き、19日には13週線が26週線を上回るなど大勢では買い手優位が続いているが、15日終値22169.11円を下回ると上向きの5日線が下降に転じ、短期的な調整局面入りを示唆することになる点に留意したい。一目均衡表では、遅行線が株価を上回って強気シグナルを発生し、投資家の買い余力の大きさを示しているが、基準線と転換線はともに横ばいのため、上値追いの勢いは限られよう。ボリンジャーバンドでは一時+3σに接近した15日をピークとする調整局面にある。本日は+1σと+2σで形成するレンジ内での動きが想定される。

[予想レンジ]

上限22350円−下限22000円

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配信元: フィスコ