業種・銘柄で強弱分かれるが連休前の買い戻し意識

配信元:フィスコ
投稿:2019/04/19 12:17
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22223.41;+133.29TOPIX;1619.19;+4.22

[後場の投資戦略]

 日経平均への直接的な影響はないが、任天堂<7974>が急伸して相場をけん引。また米経済指標や企業決算が世界経済の減速懸念を一段と和らげ、半導体関連などの景気敏感株が買われている。反面、業績下方修正銘柄が売り込まれているほか、成長シナリオに陰りが見られるコンビニエンス大手が下値模索の展開となるなど、業種・銘柄間の強弱が鮮明となっている。値がさ株の上昇で日経平均は3ケタ高からスタートしたものの、その後はもみ合いで推移。本日は欧米・アジアの主要市場が聖金曜日の祝日で休場ということもあって、後場の日経平均はこう着感を強めそうだ。

 ただ、日経平均が22000円台を回復してから個人投資家による日経レバETF<1570>の信用売りが積み上がっている。日経平均寄与度の大きいファーストリテ<9983>も上値追いの展開が続きつつ、信用買い残が増えている状況だ。来週末からのゴールデンウィークの大型連休を前に買い戻しの動きが広がれば、日経平均の戻りに弾みが付く可能性もあるだろう。
(小林大純)
<AK>
配信元: フィスコ

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