19日の株式相場見通し=買い先行も上値重い展開に、海外投資家の参加は限定的

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/04/19 08:46
 19日の東京株式市場は、前日のNYダウ平均株価の上昇を受けて買い先行のスタートとなりそうだ。ただ、現地19日の欧米などの株式市場が聖金曜日の祝日に伴って休場となることもあり、海外投資家の参加が限定的となることや、来週から本格化する前期決算と今期業績見通しの発表を前にして、売り圧力が徐々に高まることが予想され、買い一巡後は上値の重い展開となりそうだ。19日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=111円90銭台での推移となっている。

 18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比110.00ドル高の2万6559.54ドルと反発した。この日発表された米3月小売売上高は市場予想を上回る内容となり、米景気の減速懸念が後退し、全体相場は買いが先行した。機械のハネウエルインターナショナルやユナイテッド・レンタルズが好決算を好感され上昇。キャタピラーやスリーエムなど資本財株が上昇した。アップルやアルファベット(グーグル)も高い。トラベラーズやアメリカン・エキスプレスもしっかり。半面、ファイザーやメルクが安く、アマゾン・ドット・コムやフェイスブックが値を下げた。ナスダック総合株価指数は、同1.981ポイント高の7998.061と反発した。

 日程面では、3月の消費者物価指数に注目。海外では、聖金曜日の祝日で米国、欧州、アジアの主要株式市場が休場、米3月の住宅着工件数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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