NY為替:米経済指標の改善を受けてユーロ売り強まる

配信元:フィスコ
投稿:2019/04/19 06:08
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円90銭から112円03銭まで上昇した後、一時111円85銭まで売られたが、111円95銭で引けた。市場想を上回った3月の米小売売上高や前週分の新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったことから、米国経済の成長期待を受けたドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1254ドルから1.1226ドルまで下落し、1.1230ドルで引けた。ユーロ圏内の低調な経済指標を嫌気したユーロ売りは継続した。ユーロ・円は、125円92銭から125円65銭まで下落した。リスク回避的なユーロ売りが観測された。ポンド・ドルは、1.3022ドルから1.2979ドルまで下落した。ドル・スイスは、1.0115フランから1.0160フランまで一段高となった。ユーロ安・米ドル高を意識した値動きとなった。

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配信元: フィスコ