反発、堅調な米経済指標で景気懸念が後退=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/04/19 05:30
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=64.00(+0.24 +0.38%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.20~0.24ドル高。その他の限月は0.25ドル安~0.18ドル高。

 米経済指標が堅調だったことで景気減速に伴う石油需要の下振れ懸念が後退した。米中通商協議が最終合意に近づいていると伝わっていることも下支え要因。ドイツ製造業の購買部担当景気指数(PMI)が低水準を維持したことは世界的な景気減速の継続を連想させたが、あまり材料視されなかった。

 時間外取引から通常取引にかけて5月限は売り買いが交錯。63.46ドルまで軟化した後、通常取引序盤にかけては64.16ドルまで上げに転じた。ただ、買いは続かず再びマイナス圏に押し戻されたが、引けにかけてはプラス圏に戻した。

minkabu PRESS編集部 

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