ドイツ製造業PMIの弱さに米国債利回りも低下=NY債券概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/04/19 03:50
米国債利回り(NY時間14:50)
2年債   2.380(-0.020)
10年債  2.560(-0.034)
30年債  2.961(-0.033)
期待インフレ率  1.951(+0.003)
※期待インフレ率は10年債で算出

 きょうのNY債券市場は買いが優勢となり10年債利回りは低下した。この日のドイツ製造業PMIが弱い内容だったことから世界経済への懸念が強まった。ドイツ10年債の利回りが低下する中、米国債も同調した動きとなった模様。

 一方、NY時間になって発表された米小売売上高は米個人消費の力強さを示す心強い内容となったものの、米国債の反応は一時的に留まっている。

 10年債は2.54%台まで一時低下し、政策金利に敏感な2年債も一時2.37%まで低下した。

 2-10年債の利回り格差は18(前日18)。

 なお、この日は明日からのイースター休暇の前日で午後2時(日本時間19日午前3時)までの短縮取引となった。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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