[危険株ニュース] IQ上位2%投資家が警戒する危険株(4月15日版)

著者:中原良太
投稿:2019/04/14 09:01

今は買わない方が安心?

武田薬品工業(4502)
2月に第三四半期の決算を発表。第三四半期業績は減益で着地しており、足元の業績は苦戦している様子です。同社株の予想PERは約35倍と、割高感も感じる水準です。これから新規買いが入りにくいとも考えられますので、しばらく株価が伸び悩む可能性に注意しましょう。

資生堂(4911)
業績は絶好調に伸びているものの、同社株の人気は激しく、買われすぎている感があります。同社株の予想PERは40倍を超えており、割高といわれる20倍の2倍の水準です。今年に入ってから15%以上も値上がりしていますが、そろそろ上値が重たくなってもおかしくないと考えます。

ファーストリテイリング(9983)
4月11日には業績を下方修正。想定よりも業績が伸び悩んでいる様子です。4月に入ってから株価が10%以上も値上がりしていますが、同社株の予想PERは約35倍とすでに割高感のある水準です。今後は伸び悩む可能性に注意しましょう。

同社のように、大きく値上がりした株は、これから反落のおそれがあります。無理に後追いするのではなく、様子見しておくと無難でしょう。
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想