自立反発 20800-21100のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2019/03/26 08:29

自立反発 20800-21100のレンジ

●25日のNY株式市場は世界的な景気減速懸念を背景にアジア株や欧州株が下げ、引き継ぎ市場は続落スタート。ダウは一時130ドル安まで下げたが、急落の警戒感から押し目買いが入った。ドイツの3月の企業景況感指数が予想を上回り7カ月ぶりに改善したことや、ロシア疑惑に関する捜査報告書で大統領の関与を立証できなかったことで、政治リスクが後退し指数は下げ幅を縮小した。

ダウ工業株    25516.83(+ 14.51)△0.06%
ナスダック     7637.54(-  5.13)▼0.07%
S&P500    2798.36(-  2.35)▼0.08%

●本日の日経平均は再配当の買いと自立反発で買い先行と読む。CME日経平均先物の終値は2万0935円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万0977円と比べ40円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は2万0970円。

日経平均株価の節目
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 2万1243円 100日線
 2万1050円 75日線
 2万0977円 昨日終値
 2万0935円 CME日経平均先物

●今週の主な予定  

26日(火)
米住宅着工件数(2月)
米ケースシラー住宅価格指数(1月)
日銀主な意見(3月14、15日開催分)

27日(水)
米貿易収支(1月)
米経常収支(第4四半期)
ドラギECB総裁、講演

28日(木)
米GDP確報値(第4四半期)
米中古住宅販売制約指数(2月)
NY連銀総裁、講演

米中閣僚級貿易協議(29日まで)

29日(金)
日本雇用統計(2月)
独失業率(3月)
米個人支出(1月)
米個人所得(2月)
米新築住宅販売件数(2月)

31日(日)
中国製造業PMI(3月)
欧州、夏時間へ移行
トルコ統一地方選挙

*予定は変更することがあります。
配信元: 達人の予想