アジア株 全面安、世界的な景気減速への懸念から

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/03/25 18:21
東京時間18:18現在
香港ハンセン指数   28523.35(-590.01 -2.03%)
中国上海総合指数  3043.03(-61.12 -1.97%)
台湾加権指数     10479.48(-159.59 -1.50%)
韓国総合株価指数  2144.86(-42.09 -1.92%)
豪ASX200指数    6126.21(-69.02 -1.11%)
インドSENSEX30種  37716.98(-447.63 -1.17%)

 25日のアジア株は全面安。前週末の欧米の購買担当者指数(PMI)などの指標の悪化を受けて、世界的な景気減速への懸念が高まり、週明けのアジア株では売りが広がった。上海株は2%近い下げとなっている。
   
 上海総合指数は大幅反落。保険大手の中国人寿保険、銀行大手の中国工商銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、酒造会社の貴州茅臺酒、石炭エネルギー会社のチャイナ・シェンファ・エナジー、建設会社の中国建築が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅反落。通信サービスのテンセント・ホールディングス、保険会社のAIAグループ、世界的金融グループのHSBCホールディングス、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、繊維メーカーの申洲国際集団控股が売られた。
   
 豪ASX200指数は大幅反落。1.1%安となった。資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のウエストパック銀行、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアム、医薬品メーカーのCSL、ソフトウェアサービスのコンピュータシェアが売られた。

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