午前:債券サマリー 先物は反発、FOMCの結果を受け買い優勢

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/03/22 11:52
 22日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、米金利に低下圧力が強まった流れを引き継いだ。

 米連邦準備理事会(FRB)は現地時間20日、19年の想定利上げ回数を従来の2回からゼロに引き下げるとともに、保有資産の圧縮を9月末で終了する方針を示した。これを受けた同日の米市場では米長期金利が2.52%と約1年2カ月ぶりの低水準をつけ、21日には一時2.49%まで低下。世界的に低金利が長期化するとの見方が広がるなか、この日の東京市場でも債券に買いが先行した。なお、この日は流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)が実施される。

 午前11時の先物6月限の終値は20日に比べ24銭高の152円97銭。出来高は1兆5946億円だった。現物債の利回りは、10年債が20日に比べ0.025%低下のマイナス0.065%、20年債が同0.030%低下の0.360%だった。


出所:minkabuPRESS
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