山王は8日続落、通信分野の生産調整響き19年7月期業績予想を下方修正
山王<3441.T>は8日続落。前週末15日の取引終了後、19年7月期の連結業績予想について、売上高を85億円から75億円(前期比10.5%減)へ、営業損益を1億8000万円の黒字から1億6000万円の赤字(前期1億2900万円の黒字)へ、最終損益を1億3000万円の黒字から4億5000万円の赤字(同4400万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
足もとで、自動車部品の電子化に伴い車載分野での部品需要は堅調に推移している一方、産業機器・通信分野での生産調整の影響により、主要得意先からの受注が減少しており、この傾向が下期も継続するとみられることが要因。また、新ラインの建設や生産拠点の再編などの施策を行う予定だが、完了にはまだ時間がかかることも利益を押し下げるとしている。更に鈴川、秦野工場の固定資産について、上期に減損損失を計上したことも最終損益を悪化させるという。
なお、同時に発表した第2四半期累計の連結決算は売上高38億9100万円(前年同期比5.8%減)、営業損益5700万円の赤字(前年同期1億500万円の黒字)、最終損益2億7600万円の赤字(同7300万円の黒字)だった。
出所:minkabuPRESS
足もとで、自動車部品の電子化に伴い車載分野での部品需要は堅調に推移している一方、産業機器・通信分野での生産調整の影響により、主要得意先からの受注が減少しており、この傾向が下期も継続するとみられることが要因。また、新ラインの建設や生産拠点の再編などの施策を行う予定だが、完了にはまだ時間がかかることも利益を押し下げるとしている。更に鈴川、秦野工場の固定資産について、上期に減損損失を計上したことも最終損益を悪化させるという。
なお、同時に発表した第2四半期累計の連結決算は売上高38億9100万円(前年同期比5.8%減)、営業損益5700万円の赤字(前年同期1億500万円の黒字)、最終損益2億7600万円の赤字(同7300万円の黒字)だった。
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