<注目銘柄>=アイロムグループ、次世代医療分野の実力評価へ
アイロムグループ<2372.T>は底値圏で売り物をこなす展開にあるが、早晩上放れに向かう公算が大きい。再生医療や遺伝子治療分野に経営資源を注ぐバイオ関連が相次いで株価を急動意させており、両分野に展開する同社株にも見直し機運が訪れそうだ。
同社は医療機関向けを中心に臨床試験支援ビジネスを主力に手掛け、創薬や医薬品販売業務にも展開している。昨年10月には子会社を通じて英国のバイオ企業とiPS細胞作製技術に関するライセンス契約を締結しているが、その後、iPS細胞の培養・加工技術をフランチャイズ方式で他社に提供するビジネスを開始する計画にあり、今年中に生産設備を確立させる方向だ。また、遺伝子治療分野では虚血肢治療製剤を対象とした「DVC1-0101」の国内フェーズ2を実施している。
信用買い残が120万株強とやや重いようにもみえるが、人気化すれば流動性の高い株でそれほど気にはならない。13万株を上限とする自社株買いを発表(取得期間は2月27日~3月29日、3月1日現在で7万6000株を実施)しており、株主還元姿勢の高さも評価される。(銀)
出所:minkabuPRESS
同社は医療機関向けを中心に臨床試験支援ビジネスを主力に手掛け、創薬や医薬品販売業務にも展開している。昨年10月には子会社を通じて英国のバイオ企業とiPS細胞作製技術に関するライセンス契約を締結しているが、その後、iPS細胞の培養・加工技術をフランチャイズ方式で他社に提供するビジネスを開始する計画にあり、今年中に生産設備を確立させる方向だ。また、遺伝子治療分野では虚血肢治療製剤を対象とした「DVC1-0101」の国内フェーズ2を実施している。
信用買い残が120万株強とやや重いようにもみえるが、人気化すれば流動性の高い株でそれほど気にはならない。13万株を上限とする自社株買いを発表(取得期間は2月27日~3月29日、3月1日現在で7万6000株を実施)しており、株主還元姿勢の高さも評価される。(銀)
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