NY株安を嫌気 21100-21400のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2019/02/22 08:31

NY株安を嫌気

●21日のNY株式市場は反落。経済指標が悪化し景気減速を警戒した売りが優勢。2月の耐久財受注が予想外の減少。2月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想外の低水準。1月の中古住宅販売も約3年ぶりの水準に落ち込み、1月の景気先行指標総合指数も予想外のマイナスで嫌気された。貿易問題を巡る米中の閣僚級協議が再開し、知的財産権保護や為替など主要な構造問題で6つの覚書が準備されていると報じられたがダウは反落して引けた。

ダウ工業株    25850.63(-103.81)▼0.40%
ナスダック     7459.71(- 29.36)▼0.39%
S&P500    2774.88(-  9.82)▼0.35%

●本日の日経平均はNY株安を嫌気し売り先行と読む。CME日経平均先物の終値は2万1360円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1464円と比べ100円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は2万1330円。

日経平均株価の節目
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2万1464円 昨日終値
2万1360円 CME日経平均先物
2万1276円 5日線
2万1160円 75日線

●今週の主な予定 

22日(金)
日本消費者物価指数(1月)
独実質GDP(第4四半期)
独Ifo景況感指数(2月)
ユーロ消費者物価指数(1月)
ドラギECB総裁 講演
クラリダFRB副議長 講演
ウィリアムズNY連銀総裁 フォーラム参加
ブラード・セントルイス連銀総裁及び
ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁及び
クォールズFRB副議長 パネルディスカッション出席

*予定は変更することがあります
配信元: 達人の予想