21日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は103ドル安と4日ぶり反落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/02/22 08:22
 21日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比103.81ドル安の2万5850.63ドルと4日ぶりに反落した。

 米景気減速懸念が台頭するなか米株式市場は軟調に推移。米2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や米1月景気先行指標総合指数、米12月耐久財受注などがそろって市場予想を下回った。ただ、米中貿易交渉の進展期待もあり下値には買いが入った。アップルやアマゾン・ドット・コム、フェイスブックなど主力IT関連株が軟調。シティグループやゴールドマン・サックスなど金融株も値を下げた。エヌビディアやアプライド・マテリアルズなど半導体株も安い。半面、ベライゾン・コミュニケーションズやスプリントなど通信株が高く、マイクロソフトやコカ・コーラ、マクドナルドが値を上げた。

 ナスダック総合株価指数は、同29.361ポイント安の7459.708と9日ぶりに反落。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億5456万株、ナスダック市場は21億1741万株となった。

出所:minkabuPRESS
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