続伸、米中通商協議が続くなかで石油需要の下振れ懸念が後退=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/02/20 05:28

NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=56.09(+0.50 +0.90%)

 ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.47~0.50ドル高。その他の限月は0.27~0.59ル高。

 米中通商協議に対する楽観論があるなかで、世界的な景気減速や石油需要の下振れ懸念が後退している。石油輸出国機構(OPEC)を中心とする産油国の協調減産や、米国の制裁を背景にイランやベネズエラの減産が続く見通しであることも支援要因。

 時間外取引で4月限は56.73ドルまで上昇し、昨年11月以来の高値を更新した。通常取引開始後はマイナス転換し、55.66ドルまで軟化する場面はあったが、売りは続かずプラス圏へ切り返して引けた。


minkabu PRESS編集部

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