[注目株分析] レオパレス21の暴落は予想できたのか?(2月15日版)

著者:中原良太
投稿:2019/02/14 19:01

気になるアノ銘柄を徹底解説

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

さいきんの市場は、
レオパレスの話で、
持ち切りですね。

今回は、この銘柄について、
中原なりに解説していきますよ:

◯レオパレス21<8848>

単身者向けのアパートなどを手がける。

2月7日の決算発表を皮切りに、
株価が大暴落しています。

いろんな株を買って、
中長期保有している僕ですが、

TATERUやスルガ銀行など、
闇の深い話を見かけるたびに、

「被弾しなくてよかった…!」
と胸をなでおろしております。

僕は赤字企業や下方修正した会社には、
投資をしない主義なので、

去年8月に赤字転落や、
下方修正の発表があった時点で、

「株を買うのはやめよう」
と考えていたでしょう。

しかし、

仮に黒字を出していたとしたら、
普通に被弾していたと思います。

こういう会社って、
普通にプロでも危険を、
見抜けないんですよ。

プロが先に見抜いていたら、
もっと早いうちに株価が下がってたでしょ。

こんな話をすると、

「ちゃんと分析してたら見抜けるでしょ?」
なんて言う人も出てきそうなんですけど、

ちゃんと分析した人でも、
見抜けないってのが現実です。

実際、

同社の大株主の多くも、
機関の投資家だったりする訳です。

こういうのは、出てくるまで、
見抜けないんですよ。

それに、

タチが悪い経営者って、
「投資家に不利な情報を見せない」
ようにしているモンです。

そうなると、痛い目を見るのは、
僕ら投資家なんです。

僕ら投資家は、
「期待を裏切られる」
ことを我慢する代わりに、

見返り求めることができるんで、

「期待を裏切られること」を、

「不運」とみなすのではなく、
「必要経費」として受け入れるのが大切です。

つまるところ、

「不正を見抜けない以上、
1つの会社にやられても良いように、
徹底的に分散投資をする」

ってのが大事なんですな。

かくいう筆者も、

950万円ほどを運用していますが、
40銘柄ほどに分散して投資しています。

これくらいしないと、
「たった1つの不運」のせいで、
人生が狂わされそうで怖いんですよ…。

- 中原良太
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想