ドル円は伸び悩む展開も底堅さは堅持している印象 トランプ大統領のサイン待ち=NY為替
ドル円はNY時間にかけて伸び悩む展開が見られており、110.50円近辺で推移している。東京時間に110.65円近辺まで上昇していたが、きょうはドルが戻り売りに押されていることで、ドル円も戻り売りが優勢となっている。ただ、東京勢が連休から戻って来てヘッジ売りが出ていた割には、前日からの110円台を固める動きが続いており底堅さは堅持している印象だ。
米中貿易問題と米政府機関の2度目の閉鎖がドル円の目先のリスクではあるが、米政府機関閉鎖については、きのう米上下両院の交渉担当者が国境警備予算を巡り原則合意に達している。あとはトランプ大統領のサイン待ちではあるが、壁建設予算は盛り込まれたものの予算規模は13億7500万ドルと大統領が要望していた57億ドルには遠く及ばない。
大統領はまだ判断を下していないようで、ホワイトハウスは法案の全文を読んでから判断したい意向だという。ただ、市場では大統領はサインすると見ており、リスク選好のムードから株式市場や米国債利回りは上昇し、ドル円のサポートとなっている模様。
USD/JPY 110.51
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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