ヴィスコ、今期経常を一転13％増益に上方修正、未定だった配当は6.25円実施

　ヴィスコ・テクノロジーズ <6698> [東証２] が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比26.3％増の4億4600万円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3億3000万円→4億7000万円(前期は4億1700万円)に42.4％上方修正し、一転して12.7％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7900万円→2億1900万円(前年同期は1億8600万円)に2.8倍増額し、一転して17.7％増益計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は6.25円(前期は1→8の株式分割前で50円)実施する方針とした。
　18年3月に実施した1→8の株式分割を考慮すると、実質配当は変わらない。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比59.8％増の1億9500万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の17.5％→22.0％に上昇した。

株探ニュース