オイシックス・ラ・大地が７日ぶり反発、生産性向上で１９年３月期営業利益予想を上方修正

　オイシックス・ラ・大地<3182.T>が７日ぶりに反発している。２４日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、営業利益を１８億円から２２億円（前期比２．５倍）へ、純利益を１５億円から２３億円（同９．７倍）へ上方修正したことが好感されている。

　売上高は６４０億円（同６０．１％増）で据え置いたものの、「ＫｉｔＯｉｓｉｘ」が順調に推移したことで、生産効率向上に伴うコスト抑制や集客プロモーションコストの効率化が図れているほか、らでぃっしゅぼーやブランドでも、商品原価の適正化やプロモーションコストの効率化が図られ、限界利益が改善されていることが利益を押し上げる。また、１８年１０月１日を効力発生日としたらでぃっしゅぼーやとの吸収合併を踏まえた税効果会計の影響を考慮し、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、繰延税金資産の追加計上が見込まれることも寄与するという。

出所：minkabuPRESS