ジョンソン&ジョンソンが下落 今年は成長鈍化を見込む=ダウ採用銘柄
ジョンソン&ジョンソン(J&J)が下落しておりダウ平均を圧迫。取引開始前に10-12月期決算を公表しており、同社の関節リウマチ治療薬「レミケード」のバイオシミラー(バオイ後続品)への他社による新規参入による売上減はあったものの、1株利益、売上高とも予想を上回った。米国よりも海外が堅調で、同社の売上げの半分を占める医薬品部門は、為替レートの影響を除けば、米国内が2.8%増に対して海外が13.7%増だった。ただ、ドル高の影響が圧迫したとしている。
2019年度の通期見通しは1株利益、売上高とも予想を下回っている。今年は成長の鈍化を見込んでおり、全体の売り上げは0%から1%増を予想しているという。
今回の同社の決算を受けてヘルスケア・セクターへの不安を示す声も出ている模様。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.97ドル(予想:1.95ドル)
・売上高:203.9億ドル(予想:202億ドル)
レミケイド:12.4億ドル
ステラーラ:14.4億ドル
サイティガ:7.86億ドル
イブルビカ:7.03億ドル
イグザレルト:6.08億ドル
ダラザレックス:5.84億ドル
シンポニ:4.82億ドル
インボカーナ:2.28億ドル
医療機器:66.7億ドル
(通期見通し)
・1株利益(調整後):8.50~8.65ドル(予想:8.60ドル)
・売上高:804~812億ドル(予想:827億ドル)
(NY時間09:51)
J&J 129.06(-1.63 -1.26%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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