ポンド売りが目立つ 年末にかけての買いの反動か=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/01/03 01:59

 きょうはポンド売りが目立っており、ポンドドルは1.25ドル台まで下落している。高値から200ポイント近く下落。ポンドは対円、ユーロでも下落しており、ポンド円は137円台まで急速に値を落としている。

 特にポンド売りの材料も見当たらないが、年末にかけ材料もなく買い戻されていた反動が出ているのかもしれない。ポンドドルはきょうの下げで21日線を再び下回っており、明日以降の動きが警戒される。ポンド円は昨年来安値を更新。

 きょうはハント英外相のコメントが伝わっており、EUとの交渉で英側が最も重要視する点は、一時的措置としているバックストップ案が、議会を説得できるような定義の措置であるかということだと述べていた。英政府はEUに対し、それを再度保証するよう求めている。

 バックストップ案を巡っては、EUに永続的に縛られるとの懸念が英議会では根強い。

GBP/USD 1.2594 GBP/JPY 137.67 EUR/GBP 0.9015

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)