DWTI、今期最終を赤字縮小に上方修正

配信元:株探
投稿:2018/12/27 15:30
 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576> [JQG] が12月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。18年12月期の連結最終損益を従来予想の7.4億円の赤字→7.3億円の赤字(前期は15.6億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の3.8億円の赤字→3.6億円の赤字(前年同期は2.4億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

 ※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (連結業績予想) 売上高につきましては、眼科手術補助剤DW-1002(日本の白内障手術時の水晶体前嚢染色を対象)のライセンスアウトによる契約一時金の計上を予定し、昨年度より提携候補先と交渉を続けてまいりましたが、当事業年度中には契約締結できない見込みとなりましたので、これを主たる要因として売上高を下方修正いたしました。今後も早期ライセンスアウトを目指して、継続的に注力し取り組んでまいります。 一方、費用につきましては、前回策定した計画のうち研究開発費等の費用削減の効果から、損失が計画値に比べて縮小する見込みです。 (個別業績予想) 売上高、経常利益の下方修正については上記連結業績予想の修正理由と同じ理由になります。加えて、当社の連結子会社である日本革新創薬株式会社において、事業計画に対する進捗が当初計画を大きく下回る推移となり、今後の業績見通しを踏まえて検討した結果、当社が保有する同社株式の実質価額が著しく低下したため、「金融商品に関する会計基準」に基づき、関係会社株式評価損304,799千円を特別損失に計上することといたしました。その結果、当期純利益を下方修正しております。 なお、個別決算で計上されるこの特別損失は連結決算では消去されるため、連結業績に与える影響はありません。(注)上記予想は、現時点において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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