午前:債券サマリー 先物は大幅続伸、米債券高が支援材料

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/12/19 11:59
 19日午前の債券市場で、先物中心限月19年3月限は大幅続伸。来年以降の米利上げペースが鈍化するとの見方を背景に、18日の米債券相場が続伸した流れを引き継いだ。

 18日の米市場で長期金利は2.81%台をつけ、この日の時間外取引では一時2.80%近辺まで低下。日銀が「残存期間1年以下」「同5年超10年以下」「物価連動債」を対象とした国債買いオペを通知し、いずれも買い入れ額が前回から据え置かれたことも買い安心感を誘い、債券先物は一時152円74銭まで上昇した。

 午前11時の先物19年3月限の終値は前日比36銭高の152円68銭。出来高は3兆1521億円に膨らんだ。現物債の利回りは、10年債が前日比0.015%低下の0.010%、20年債が同横ばいの0.535%だった。


出所:minkabuPRESS
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