午前：債券サマリー 先物は続伸、米債券高の流れを引き継ぐ

　１７日午前の債券市場で、先物中心限月１９年３月限は続伸。世界経済の先行き不透明感などを背景に、前週末１４日の米債券相場が上昇した流れを引き継いだ。

　債券先物は１５２円１５銭でスタートし、寄り付き直後には１５２円１７銭をつける場面があった。その後は日経平均株価の上昇を受けてやや上値が重くなったが、日銀が「残存期間１年超３年以下」「同３年超５年以下」「変動利付債」を対象とする国債買いオペを通知したことが下支えするかたちで堅調に推移した。

　午前１１時の１９年３月限の終値は前週末比８銭高の１５２円１０銭。出来高は１兆３１６７億円だった。現物債の利回りは、１０年債が前週末比０．００５％低下の０．０２５％、２０年債が同０．０１０％低下の０．５４０％だった。


出所：minkabuPRESS