17日の株式相場見通し=米株安や円高進行を嫌気して売り優勢のスタート

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/12/17 08:32
 17日の東京株式市場は、前週末の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅反落となったことや、外国為替市場での円高・ドル安進行を嫌気して売り優勢のスタートとなりそうだ。17日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=113円30銭台での推移となっている。

 14日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比496.87ドル安の2万4100.51ドルと3日ぶりに大幅反落した。世界経済の減速懸念の高まりとともに、NYダウとナスダック指数は大幅に下落した。中国の11月小売売上高は市場予想を下回ったほか、ユーロ圏12月製造業PMIも伸び悩んだ。ジョンソン&ジョンソンが大幅安となったほか、アマゾン・ドット・コムやアップル、アルファベット(グーグル)といった主力IT関連株が安い。エクソン・モービルやシェブロンといった石油株も値を下げた。半面、キャタピラーやバンク・オブ・アメリカ、AT&Tが高い。ナスダック総合株価指数は、同159.669ポイント安の6910.665と続落した。

 日程面では、11月の首都圏新規マンション発売に注目。海外では、米12月のNY連銀製造業景況指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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