中期的に18900円まで調整あってもおかしくはない

著者:西村剛
投稿:2018/12/10 18:19

米国ダウ指数の下落に注意

10日の日本株市場は下落しました。日経平均株価は前日比2.1%マイナスの21219円50銭、マザーズ指数は前日比3.3%マイナスの947.72ポイントとなりました。前週末の米国株式市場が大きく下落、為替も円高方向に動いたため日本株も大きく下落しました。

米国株の動向で日本株も大きく左右されるようになってきています。米国ダウ指数は1月以降24000ドルを下値に底堅い動きが続いていましたが再度その水準を下回る可能性が出てきています。仮に米国ダウ指数が常時24000ドルを下回り推移した場合、日本株も弱含みの展開になることが予想されます。日経平均株価の下値の目安としては24ヶ月移動平均線の21300円前後と考えていますが、米国株が更に下落した場合、60ヶ月移動平均線の18900円あたりを想定しておいたほうがよいかもしれません。いずれにせよもう1,2週間は様子見姿勢が無難だと考えます。11日の日経平均株価は引き続き下落トレンドが続くと考え小幅安とします。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想